YoinkとDropoverの代替
画面の端にシェルフを。その奥にはファイラーを
YoinkとDropoverは、Macのドラッグ&ドロップに足りないもの、つまりアプリからアプリへ移る途中でファイルを置いておけるシェルフを与えてくれます。Folia Filesにもシェルフがあります。どのアプリの上にも滑り出るドロワーの中に、よく使うフォルダ、クリップボード履歴、AirDropと一緒に。しかも本格的なファイラーの一部です。
7日間すべての機能を無料で。アカウントもカード登録も不要です。その後は$49.99の買い切りで、最大3台のMacに。今後のアップデートもすべて含まれ、サブスクリプションはありません。

要点
Yoink($8.99の買い切り、28日間の体験版、macOS 10.13以降。Setappでも提供、iPhone・iPad用の別アプリもあり)は、何かをドラッグし始めた瞬間に画面の端に現れ、一緒にドロップしたものをスタックにまとめ、最近コピーした内容を残し、Handoffでデバイス間にファイルを渡します。Dropover(無料、Proは$7.99の買い切り、macOS 13以降)は、ポインタを振るとフローティングのシェルフを開き、名前付きのシェルフをいくつでも持て、中身のリサイズ、変換、ZIP圧縮、共有リンク用のアップロードができます。Folia Files($49.99の買い切り、本格的なファイラー)は、ファイルを画面の端に押し付けるか⌃⌥Eを押すとドロワーを開き、シェルフ、ファイルを整理できるよく使うフォルダ、クリップボード履歴、AirDropがそろいます。もっと多機能なシェルフならYoinkかDropoverを、ドロワーとファイラーをひとつのアプリで使いたいならFolia Filesを選んでください。
シェルフの比較
| 機能 | Folia Files | Yoink | Dropover |
|---|---|---|---|
| 移動の途中でファイルを置いておけるシェルフ | 対応ドロワーの中のシェルフ | 対応 | 対応フローティングのシェルフ |
| ファイルをドラッグすると開く | 対応画面の端に押し付ける | 対応端に、端に近づいたとき、またはポインタの位置に | 対応ポインタを振る |
| キーボードショートカット | 対応⌃⌥E、どのアプリからでも | 対応 | 対応カスタマイズ可能 |
| ファイルだけでなく、テキスト、画像、リンクも | 対応ファイルとして「ダウンロード」に保存 | 対応 | 対応 |
| 名前付きの複数のシェルフ | 非対応シェルフはひとつ、加えてよく使うフォルダ | 記載なし | 対応色分けでき、最後に閉じた10個を再び開ける |
| クイックルック | 対応スペースバー | 対応 | 対応 |
| クリップボード履歴 | 対応⌃⌥V、ドロワーのモジュールにも | 対応最近コピーした内容をYoinkに保持 | 一部対応クリップボードの内容をシェルフにペースト |
| 送信:AirDrop、アップロード、共有リンク | 一部対応AirDrop、ドロワーのモジュール | 記載なし | 対応AirDrop、メール、メッセージ。Dropover Cloud、iCloud Drive、Dropbox、Google Drive、OneDrive、S3 |
| iPhoneとiPad | 非対応 | 対応別アプリ、Handoffに対応 | 非対応Macのみ |
| 共有メニュー、ショートカット | 対応共有 › Folia Filesでファイルをシェルフへ | 対応共有機能拡張、クイックアクション、サービス、ショートカット | 対応ショートカットとスクリプト |
| ファイラーの一部 | 対応パネル、検索、ツール、「開く/保存」アシスタント | 非対応 | 非対応 |
| Mac App Storeでの提供 | 近日配信 | 対応Setappと公式サイトでも | 対応Proはアプリ内で購入 |
| 価格 | $49.99の買い切り、最大3台のMac、アップデート無料 | $8.99の買い切り | 無料。Proは$7.99の買い切り |
| 無料体験 | 7日間、すべての機能 | 28日間 | 14日間。その後は無料のまま、シェルフごとに3秒の待ち時間 |
| macOS | 14以降 | 10.13以降 | 13以降 |
YoinkとDropoverのほうが優れている点
Yoinkはドラッグし始めた瞬間に現れます。画面の端に、端に近づいたときだけ、あるいはポインタのすぐそばに。一緒にドロップしたものはスタックにまとめられます。iPhone・iPad用の別アプリもあり、HandoffでそれらとMacの間でファイルを受け渡せます。
Dropoverは、ポインタを振った場所にフローティングのシェルフを開きます。必要なだけ、名前と色を付けて使え、最後に閉じた10個を再び開けます。シェルフは中身に対して働きます。画像のリサイズや変換、テキストの抽出、ZIPの作成、Dropover Cloud、iCloud Drive、Dropbox、Google Drive、OneDrive、Amazon S3へのアップロードと共有リンクのコピー、スクリプトやショートカットの実行、監視フォルダからの新しいスクリーンショットの収集。こうした機能に頼っているなら、そのまま使い続けてください。Folia Filesはどちらとも並べて使えます。
Folia Filesで手に入るもの
ファイルを画面の端に押し付けるか、どのアプリからでも⌃⌥Eを押すと、今使っているアプリの上にドロワーが滑り出ます。そのアプリからフォーカスを奪うことはありません。ファイルをシェルフにドロップして作業を続け、行き先に着いたらドラッグして取り出します。シェルフが持つのはコピーではなく参照です。どこかにドロップするまで何も移動せず、ファイルが移動されたり名前を変更されたりしても、項目はそのファイルを追いかけます。
- テキスト、画像、リンク、そしてメール、写真、Safariから渡されるファイルは、ファイルとして「ダウンロード」に保存
- よく使うフォルダ:ファイルをフォルダにドロップすればそこへ整理(⌥でコピー)、アプリにドロップすればそのアプリで開く
- クリップボード履歴(⌃⌥V)とAirDropもモジュールに。AirDropにファイルをドロップすれば送信
- 共有 › Folia Filesとショートカットのアクションで、ファイルをシェルフへ
- 開く端は左、右、上、下から選べ、サイズと不透明度も調整可能。ピンで開いたままに
Folia Filesのどこでも、同じシェルフ
ドロワーのシェルフは、ウインドウの右サイドバーのシェルフとも、「開く」「保存」ダイアログの横に出るシェルフとも同じものです。ある場所でファイルを置き、別の場所で取り出せます。メールやアップロードのためにいくつものフォルダからファイルを集め、目的の場所へドラッグするか、開いているフォルダへコピーまたは移動します。
そしてドロワーの奥には本格的なファイラーがあります。並べたパネル、タブ、検索、サーバとクラウド、そして取り消せる履歴。

どちらを選ぶべきか
YoinkかDropoverがおすすめなのは…
- ポインタの位置に現れるシェルフや、名前付きの複数のシェルフがほしい
- Mac、iPhone、iPadの間でファイルを受け渡す(Yoink)
- シェルフでアップロード、共有リンクの作成、画像のリサイズ、スクリプトの実行までしたい(Dropover)
- ひとつのことだけをこなす小さなアプリがいい
Folia Filesがおすすめなのは…
- シェルフ、よく使うフォルダ、クリップボード、AirDropをひとつのドロワーにまとめたい
- ドロップしたものを、よく使うフォルダへワンアクションで整理したい
- ファイラーの中でも「開く」「保存」ダイアログの横でも、同じシェルフを使いたい
- ファイラーも兼ねるひとつのアプリを、買い切りで使いたい
Webサイト版とMac App Store版
ドロワー、シェルフ、クリップボード履歴、AirDropは両方の版に含まれます。「開く」「保存」ダイアログの横のシェルフは、そのダイアログのアシスタントの機能です。Webサイト版ではそのまま使え、Mac App Store版では無料のFolia Files Companionを介して使えます。
よくある質問
使えます。Yoinkもドラッグ時に画面の端に現れる設定なら、Folia Filesのドロワーを別の端に置くか、設定 › ドロワーで「ファイルを画面のこの端に押し付けると開く」をオフにしてください。⌃⌥Eではこれまでどおり開きます。
いいえ。各ファイルへの参照を持ち、ファイルが移動されたり名前を変更されたりしても追いかけます。最大5,000項目まで。シェルフにドロップしたテキスト、画像、リンクは、まずファイルとして「ダウンロード」フォルダに保存されます。
いいえ、Folia FilesはMac用のアプリです。iPhoneやiPadにファイルを渡すなら、ドロワーのAirDropにドロップしてください。専用アプリとHandoffを備えたYoinkなら、さらに多くのことができます。
macOS 14以降、AppleシリコンでもIntelでも動きます。8言語に対応し、Webサイトで販売しています。Mac App Storeでも近日中に販売予定です。
まずは7日間、無料でお試しください
すべての機能が使えて、アカウントもクレジットカードも不要。その後は$49.99の買い切りです。今後のアップデートもすべて含まれ、サブスクリプションはありません。
価格と機能の確認: 2026年10月5日、各開発元のWebサイトとヘルプページ、Mac App Store、Setappにて。