Macで容量を使っているフォルダを見つける方法

Macが「ディスクがほぼいっぱい」と知らせてきて、ストレージ設定を開くと「書類」や「システムデータ」が200 GBもある。でも、どのフォルダを開けばいいのかはわかりません。本当に容量を使っているフォルダを見つけるには、カテゴリではなくフォルダを測る表示が必要です。
結論から言うと、Finderではウインドウをリスト表示にして表示 › 表示オプションを表示を選び、すべてのサイズを計算をオンにしてサイズの列見出しをクリックします。ターミナルなら du -sh ~/* | sort -h でホームフォルダ内のフォルダをサイズ順に並べられます。そしてFolia FilesのSpace Lensのようなディスク容量の分析ツールは、フォルダ全体をバブルで描くので、大きなものがひと目でわかり、クリックで中に入れます。それぞれの方法の使い方と、使い分けを説明します。
ストレージ設定にフォルダが出てこない理由
システム設定 › 一般 › ストレージは、ディスクをアプリケーション、書類、写真、メール、iCloud Drive、macOS、システムデータなどのカテゴリに分けて表示します。一部のカテゴリはⓘボタンで開けて、書類の横のボタンでは大きなファイルが一覧できます。手早く空きを作るには便利ですが、カテゴリは場所ではありません。「書類」の中身は、ムービーにある動画プロジェクトかもしれないし、ダウンロードに忘れられたフォルダや、ライブラリのどこかにある仮想マシンかもしれません。
謎が「システムデータ」なら、その中身はMacのシステムデータとはで説明しています。この記事はその前後のステップ、つまりどこにあっても重いフォルダを見つける方法を扱います。
方法1:Finderでフォルダのサイズを見る
フォルダの情報を見る
フォルダを選択してファイル › 情報を見る(⌘I)を選びます。少し待つと「サイズ」の行が計算されます。正確ですが、1つずつしか確認できないので、どこを探せばいいかわからないときは時間がかかります。
リスト表示ですべてのサイズを計算する
初期設定のFinderは、フォルダのサイズの代わりに「--」と表示します。これを変えるには:
- Finderのウインドウを開きます。たとえばホームフォルダ(⇧⌘H)。
- リスト表示に切り替えます(⌘2)。
- 表示 › 表示オプションを表示(⌘J)を選び、すべてのサイズを計算をオンにします。
- サイズの列見出しをクリックして、大きい項目を上に並べます。
次にいちばん大きいフォルダを開いて、同じことを繰り返します。この設定はそのウインドウのフォルダにだけ適用されます。同じパネルのデフォルトとして使用をクリックすれば、どこでも有効になります。大きなフォルダではサイズが出るまで時間がかかり、計算が進むにつれてリストが並べ替わります。
方法2:ターミナルでフォルダを測る
ターミナルなら、1つのコマンドで正確なランキングが得られます。ホームフォルダの最上位にあるフォルダとファイルを並べるには:
du -sh ~/* 2>/dev/null | sort -h
大きいものほど下に表示されます。あるフォルダの中を1階層だけ掘り下げるには、たとえばFinderが隠しているライブラリなら:
du -hd 1 ~/Library 2>/dev/null | sort -h | tail -15
-d 1 は結果をサブフォルダ1階層に絞り、tail -15 は大きいほうから15件を残します。知っておきたい点が2つあります:
2>/dev/nullは、macOSが保護しているフォルダ(メール、Safari、ほかのアプリのデータ)の「Operation not permitted」エラーを隠します。そうしたフォルダは単に数えられません。測りたいときは、システム設定 › プライバシーとセキュリティでターミナルにフルディスクアクセスを与えます。- ディスク全体に
duを実行すると何分もかかり、触ってはいけないシステムファイルも混ざります。まずはホームフォルダから始めましょう。空けられる容量はたいていそこにあります。
方法3:Space Lensですべてのフォルダをひと目で見る
リストやコマンドでも用は足りますが、サイズを1行ずつ読むことになります。ディスク容量の分析ツールなら、割合で見せてくれます。Folia FilesのSpace Lensは、いま開いているフォルダをバブルで描きます。バブルが大きいほど、使っている容量も大きいということです。開いた時点でフォルダが測られ、同じ項目がサイズ順のリストにも並びます。

どのフォルダでも開ける
- 任意のパネルで表示 › ディスク使用量(⌘6)を選ぶか、パネルのヘッダにあるバブルのボタンをクリックします。Space Lensはそのパネルが表示しているフォルダを測ります。
- ディスク全体や、開いていないフォルダを測るには**ツール › Space Lens…**を選びます。その他のフォルダで別の場所を選べます。
中に入って戻る
フォルダのバブルをクリックすると中に入ります。上部のパスからどの階層にも戻れ、矢印は「戻る」「進む」として働きます。何もないところをダブルクリックすると1階層上がります。バブルを右クリックすると詳しく見る、パネルで表示、Finderで表示、クイックルックのプレビューが使えるので、何かを決める前にファイルの中身を確かめられます。
選んで、確認して、ゴミ箱へ
ファイルのバブルをクリックするか、リストで項目にチェックを入れると選択されます。下部のバーに選んだ分の合計が表示されます。確認して削除で選択したすべての項目とそのサイズが最後に一覧され、ゴミ箱に入れるでゴミ箱に移ります。直接削除されるものはありません。ゴミ箱を空にするまではすべて元に戻せますし、⌘Zで移動を取り消せます。
前回から増えたものを見る
Space Lensは毎回のスキャンを保存します(フォルダごとに直近12回)。同じフォルダをもう一度スキャンすると、以前のスキャンからどれだけ増減したかを示すボタンが上部に現れます。クリックすると変更内容として、大きく変わったフォルダの一覧が表示されます。週ごとにディスクを埋めていくフォルダを見つけるいちばんの近道です。
いつものリストでフォルダのサイズを見る
フォルダを比べるのに表示を切り替える必要はありません。Folia Filesのリスト表示は、初期設定でローカルディスク上のフォルダのサイズを計算します(設定 › パネル › フォルダのサイズを計算(ローカルディスク))。表示 › 並べ替え › サイズを選ぶかサイズの列見出しをクリックすれば、どのパネルでもすぐにフォルダがサイズ順に並びます。

知っておきたいこと
- クラウドのフォルダ(iCloud Drive、Dropbox、Google Driveなど)は初期設定ではスキャンされないため、オンラインにしかないファイルで数字が膨らむことはありません。このオプションは設定 › 一般にあります。
- フルディスクアクセスがない場合、macOSが保護しているフォルダは
duと同じく対象外になります。 - Space Lensは、Webサイト版とMac App Store版の両方に含まれています。App Store版では、Appleのサンドボックスにより、Folia Filesが扱えるのはあなたが開いたディスクとフォルダだけです。必要なときにはアプリが許可を求めます。
大きなフォルダがよくある場所
サイズが見えるようになると、たいていのMacで同じ顔ぶれが浮かび上がります:
- ダウンロード:インストーラ、ディスクイメージ(
.dmg)、圧縮ファイル、一度しか使わなかった動画。 - ムービーとピクチャ:動画プロジェクト、画面収録、書き出したファイル。「写真」のライブラリはピクチャの中にある1つのパッケージです。管理は「写真」アプリで行い、中の項目を直接削除してはいけません。
- ライブラリ › Application Supportとライブラリ › Containers:アプリのデータ。とっくに削除したアプリのものも含まれます。アプリを残ったファイルごと削除する方法は、Macのアプリを完全にアンインストールする方法を参照してください。
- ライブラリ › Developer:Xcodeのシミュレータやビルドフォルダ。開発者のMacでは数十ギガバイトになることもよくあります。
- iPhoneやiPadの古いバックアップ、仮想マシン、音楽ライブラリ。
何かを削除する前に
大きなフォルダが不要なフォルダとは限りません。フォルダをゴミ箱に入れる前に、開いて中身を確かめましょう。アプリのものなら、そのアプリから整理するか、きちんとアンインストールします。また使うかもしれないプロジェクトやメディアなら、外部ディスクに移すほうが安全です。そして、「システム」フォルダとディスクのルートにある隠しフォルダには手を出さないでください。macOSが自分で管理しています。
測って、開いて、確かめてから削除する。フォルダをサイズで見せてくれる表示があれば、Macを埋めているものは午後いっぱいではなく数分で見つかります。


