Spotlightで外付けディスクのファイルが見つからないときの探し方

そのファイルが外付けSSDにあるのはわかっています。先週コピーしたばかりです。それなのにSpotlightには何も出てこず、Finderのウインドウで検索しても結果は空です。ディスクが壊れているわけではありません。Spotlightはインデックスに登録したものしか見つけられず、外付けディスクはまさにSpotlightがいちばん見落としやすい場所なのです。
手短に言うと:ターミナルでSpotlightがそのディスクをインデックスしているかを確かめ(mdutil -s)、システム設定でSpotlightのプライバシーリストからディスクを外し、sudo mdutilでインデックス作成をオンにするか、インデックスを作り直します。今すぐファイルが必要なら、インデックスを使わずにディスクを検索しましょう。名前ならターミナルのfind、あるいはディスクを場所に選んだFolia Filesの検索です。Folia Filesはフォルダを自分で順に調べ、書類も自分で読みます。
Spotlightが外付けディスクのファイルを見つけられない理由
Spotlightはボリュームごとにインデックスを持ち、検索はそのインデックスの中しか見ません。一度もインデックスに登録されていないファイルは、結果に出てきようがありません。外付けディスク、別のパーティション、ディスクイメージでよくある原因は次のとおりです。
- ディスクがSpotlightのプライバシーリストに入っている。 リストにあるものは決して検索されません。バックアップ用や作業用のディスクを意図的に追加し、そのまま忘れていることがあります。
- そのディスクのインデックス作成がオフになっている。 PCでフォーマットしたディスク(exFAT、FAT32、NTFS)なら、まずここを確認してください。
- インデックスが壊れているか、古いままになっている。 その後にコピーしたファイルが見つからない、あるいは結果がディスクの古い状態で止まっています。
- Spotlightがまだインデックスを作成中。 接続したばかりの大きなディスクは、中身がすべて見つかるようになるまでしばらくかかります。
- ネットワーク共有である。 Spotlightはサーバのファイルをお使いのMac上でインデックスしません。共有を検索できるかどうかはサーバ次第です。
Finderの検索フィールドも同じインデックスに問い合わせます。だから同じファイルを見落とすのです。
ターミナルでディスクを確認する
ターミナルを開きます(アプリケーション › ユーティリティ)。以下のコマンドではTravel SSDをお使いのディスク名に置き換え、引用符は残してください。コマンドを入力してからディスクのアイコンをターミナルのウインドウにドラッグすれば、そのパスが入力されます。
Spotlightがインデックスしているか調べる
mdutil -s "/Volumes/Travel SSD"
答えはディスクのパスの下に1行で表示されます。Macの言語にかかわらず英語です。Indexing enabled.ならSpotlightはインデックスしていて、Indexing disabled.ならしていません。Index is read-only.は、Spotlightがそのインデックスにもう何も追加できないという意味です。ディスクがほぼいっぱいのMacで実際に見たことがあり、まず空き容量を増やしてみるのが先決です。ディスクにあるとわかっている名前で、Spotlightに直接たずねるには:
mdfind -onlyin "/Volumes/Travel SSD" -name 請求書
ファイルがあるのに何も返ってこなければ、Spotlightにはそのディスクの使えるインデックスがありません。
インデックス作成をオンにする、またはインデックスを作り直す
sudo mdutil -i on "/Volumes/Travel SSD"
ターミナルが管理者パスワードを求めます(入力中は何も表示されません)。壊れたインデックスを捨てて新しく作り直すには:
sudo mdutil -E "/Volumes/Travel SSD"
するとSpotlightはディスク全体を読み直します。大きなディスクではかなり時間がかかり、終わるまでそのディスクの結果は不完全です。そのあいだディスクを取り出せないこともあります。「使用中」と表示されるディスクを取り出す方法を参照してください。
Spotlightのプライバシーリストを確認する
- アップルメニュー › システム設定を選び、サイドバーのSpotlightをクリックします。
- 検索のプライバシー…をクリックします。リストには「Spotlightの検索から除外する場所。」という見出しがあります。
- ディスクがリストにあれば選択し、−ボタンをクリックしてから完了をクリックします。
これはmacOS 27での表示です。macOS Sonoma以前では、このリストはSiriとSpotlightの設定の中にあります。Appleはこのリストを使ってインデックスを作り直す方法も案内しています。+でディスクを追加してから取り除くと、Spotlightがもう一度インデックスを作成します。システム設定から「場所の索引が作成されていない」という答えが返ってきたら、先にmdutilでインデックス作成をオンにしてください。
Spotlightを使わずにディスクを検索する
ターミナルで
findはインデックスの有無に関係なく、自分でフォルダを順に調べます。
find "/Volumes/Travel SSD" -iname "*請求書*" 2>/dev/null
-inameは大文字と小文字を区別せず、2>/dev/nullは開けなかったフォルダのメッセージを隠します。見るのは名前だけです。grep -ril "請求書" "/Volumes/Travel SSD"はファイルの中身を見ますが、プレーンテキストとして保存された言葉しか見つけられず、PDFやWord書類の中は対象外です。初回は、ターミナルがディスク上のファイルにアクセスしてよいかmacOSにたずねられることがあります。
Folia Filesで
Folia Filesの検索はSpotlightだけに頼りません。どこで、何を探すかはあなたが選び、場所ごとの探し方はFolia Filesが決めます。検索の横にあるⓘは、直前の検索が調べきれなかったことを教えてくれます。
- ツールバーの検索をクリックするか、編集 › 新規検索(⇧⌘F)を選びます。タブの上部に検索モジュールが開きます。
- 場所のピル(最初はすべての場所と表示)をクリックし、ボリュームの下にあるディスクにチェックを付けます。複数の場所にチェックを付けられます。
- 次のピルで名前から、テキストから、画像からのいずれかを選び、言葉を入力します。入力した言葉はすべて含まれている必要がありますが、順序は問いません。大文字・小文字やアクセントは区別しません。

名前から。 Folia Filesはホームフォルダとアプリケーションフォルダについて独自の名前インデックスを持っているので、そこでの検索はすぐに答えが出ます。このインデックスの外にあるディスクは、Spotlightが何を知っているかにかかわらず、フォルダごとに順に調べられます。そのことはⓘにも「「Travel SSD」はインデックスに含まれていないため、順に調べました。」と表示されます。すべての場所を選んだ名前検索では、Macのほかのディスクやパーティションも順に調べますが、ネットワーク共有は調べません。よく検索するディスクなら、設定 › 検索 › 検索インデックスを開いてフォルダまたはディスクを追加…をクリックすれば、そのディスクの名前もすぐに見つかるようになります。
テキストから。 Folia Filesは、Spotlightがインデックスしている場所ではSpotlightに問い合わせます。Spotlightがインデックスしていないディスクを場所に選ぶと、Folia Filesが自分で書類を読みます。対象はPDF、Word、RTF、OpenDocumentテキスト、HTML、プレーンテキスト、コードです(Pages、Numbers、Keynote、Excelのファイルは読みません。これらを読むのはSpotlightだけです)。各結果には言葉が見つかった箇所が表示され、ⓘには「Spotlightは「Travel SSD」のインデックスを作成していないため、書類を1つずつ読み取りました。」と表示されます。

すべての場所では、インデックスのないディスクを検索のたびに丸ごと読むことはしません。ⓘがそのディスクの名前を挙げ、場所として選ぶよう提案します。それでもすべて読みたいときは、フィルタ(じょうごのアイコン)を開き、より完全、より低速の下にあるSpotlightを使わずにすべての書類を読むにチェックを付けます。するとFolia Filesは、ホームフォルダ、アプリケーションフォルダ、ほかのディスク、クラウドの書類を自分で読みます。時間はかかりますが、どのインデックスにも頼りません。

画像から。 この検索は、macOSが画像の中に認識したものをSpotlight経由で使います。Spotlightが見落としているディスクでは、Folia Filesが自分で読んだ画像しか見つかりません。そしてFolia Filesのオプションの画像読み取りが対象にするのは、ホームフォルダ、iCloud Drive、クラウドだけで、ほかのディスクは含みません。外付けディスクの写真を探すなら、Spotlightのインデックス作成をオンにするのが近道です。
ネットワーク共有、クラウドのファイル、App Store版
- ネットワーク共有。 すべての場所ではネットワーク共有を対象にしません。応答しなくなったサーバが検索を止めてしまうからです。共有を場所に選べば、Folia Filesはネットワーク越しに、時間をかけて順に調べ、書類も自分で読みます。Finderもその共有で固まるようなら、ネットワークドライブでFinderが固まる理由をご覧ください。
- クラウドにだけあるファイル。 Spotlightはたいていそのテキストを持っておらず、Folia Filesも検索のためにファイルをダウンロードすることはありません。こうしたファイルは名前で見つけます。
- App Store版。 macOSは、あなたが許可したディスクしかFolia Filesに読ませません。Folia Filesはすべてのディスクへのアクセスを一度だけたずねます。あとから接続するディスクも含まれます。


