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Macの「開く」「保存」で目的のフォルダへすぐ移動する方法

· 9分で読めます

⌘Sを押したら、「保存」ダイアログが先週使ったフォルダで開いた。ファイルを添付しようとしたら「ダウンロード」が表示されたが、目的のファイルはクライアントのフォルダの3階層下にある――そんな経験はありませんか。Macのほとんどのアプリは同じ「開く」「保存」ダイアログを使っているので、同じ操作がどこでも使えます。

いちばん速い方法はmacOSに最初から入っています。⇧⌘Gを押してパスを入力またはペーストする、Finderのフォルダをダイアログにドラッグする、よく使うフォルダをサイドバーに入れておく、の3つです。 すべてのアプリに共通する「デフォルトの保存先」を決める設定はなく、アプリごとに自分のダイアログで最後に使ったフォルダを覚えています。いま作業中のフォルダについては、Folia Filesがさらに一歩進みます。すべての「開く」「保存」ダイアログの横にパネルを置き、Folia Filesで開いているフォルダ、よく使う項目、最近使ったファイルとフォルダ、シェルフを、どれもワンクリックの距離に並べます。

macOSに最初からある3つの近道

⇧⌘Gでパスを入力またはペーストする

どの「開く」「保存」ダイアログでも、⇧⌘Gでフォルダへ移動が開きます。~/Documents/Invoicesのようなパスを入力するか(~はホームフォルダです。パスにはフォルダの本当の名前を使います。「書類」ならDocumentsです)、パスをペーストして↩を押します。入力中にフォルダ名が補完され、最近移動した場所も一覧に出ます。ファイルの一覧にフォーカスがあるときは、/か~を入力するだけで「フォルダへ移動」が直接開きます。

フォルダの場所がわかっているときや、パスがすでにクリップボードにあるときは、これがいちばん速い方法です。Finderでファイルやフォルダのパスをコピーする方法も参考にしてください。

フォルダをダイアログにドラッグする

フォルダがFinderのウインドウで開いているか、デスクトップにあるなら、それを「開く」または「保存」ダイアログにドラッグします。ダイアログはすぐにそのフォルダへ移動します。いま見ていたフォルダに保存したいときに便利です。

よく使うフォルダをサイドバーに置く

「開く」「保存」ダイアログのサイドバーには、Finderのよく使う項目が表示されます。フォルダを追加するには、Finderウインドウのサイドバーの「よく使う項目」にドラッグするか、フォルダを選択してファイル › サイドバーに追加(⌃⌘T)を選びます。以後、すべてのアプリのダイアログに表示されます。ダイアログ上部の、現在のフォルダ名が表示されているポップアップメニューには、そのフォルダを含む上位のフォルダと最近使ったフォルダも並びます。

「デフォルトの保存先」の設定がない理由

macOSには、すべての「開く」「保存」ダイアログが最初に開くフォルダを決める共通の設定はありません。各アプリが自分のダイアログで最後に使ったフォルダを覚えているので、あるアプリはいつも「ダウンロード」で、別のアプリは「書類」で開くのです。Webブラウザやスクリーンショットのツールのように、保存先を自分の設定で選べるアプリもあります。それ以外では、ダイアログは前回最後に移動した場所から始まります。

作業中のフォルダをすべてのダイアログの横に

Folia FilesはMac用のファイルマネージャで、その「開く」「保存」ダイアログのアシスタントは、すべてのアプリのダイアログの横にパネルを置きます。ダイアログが表示されると、パネルはその右側(場所がなければ左側)にぴったり付き、次の項目を並べます。

  • Folia Filesで開いているフォルダ:Folia Filesの各ウインドウで、アクティブなパネルに表示されているフォルダ。クライアントのフォルダを見ていたなら、そこに請求書を保存するのはワンクリックです。
  • Finderウインドウ:Finderで開いているフォルダ。
  • よく使う項目:Folia Filesのサイドバーのよく使う項目。各フォルダは三角形で展開できるので、パネルから離れずにサブフォルダまでたどれます。
  • 最近使ったファイル(「開く」ダイアログのみ)、最近使ったフォルダ、場所(ホームフォルダ、デスクトップ、書類、ダウンロード、iCloud Drive)、ボリューム。
  • (App名)で最近使用:そのアプリでパネルから移動したフォルダ。
  • いちばん下にシェルフ。

右側にFolia Filesのパネルが付いた「開く」ダイアログ。Folia Filesで開いているフォルダ、「書類」を展開したよく使う項目、シェルフが見える

ワンクリックでダイアログが移動

フォルダをクリックすると、ダイアログがそこへ移動します。「開く」ダイアログで最近使ったファイルをクリックすると、そのファイルが選択され、すぐに開ける状態になります。Folia Filesは、ダイアログ自身の「フォルダへ移動」欄を使ってこれを行います。⇧⌘Gのあとに自分でやるのと同じように、パスを入力して確定するのです。パネルは最初のクリックから反応し、Folia Filesを前面に出しません。作業中のアプリは前面のままです。

数文字、またはパスを入力する

上部の欄フィルタ、またはパスを入力(/ または ~)に文字を入力すると、名前にその文字を含むフォルダだけに絞り込まれます。/か~で始めるとパスのブラウザになり、一致するサブフォルダを一覧表示します。⇥で選択中のフォルダを補完し、↑と↓で一覧を移動し、↩でダイアログをそこへ移動します。⎋で欄が空になります。欄が空のときは、↓でフォルダを選択し、→と←で展開と折りたたみができます。

シェルフで待っているファイル

シェルフは、手元に置いておきたいファイルをFolia Filesがまとめておく場所です。パネルでシェルフのフォルダをクリックするとダイアログがそこへ移動し、ファイルをクリックすると「開く」ダイアログではそのファイルが選択され、「保存」ダイアログではそのファイルのフォルダに移動します。シェルフの項目をダイアログにドラッグしたり、ファイルをシェルフにドロップしてあとのために取っておいたりもできます。

右クリックとオプション

フォルダを右クリックすると、ここに新規フォルダ…(フォルダを作成してダイアログをその中へ移動)、よく使う項目に追加、パスをコピー、Folia Filesで表示、Finderで表示が使えます。⋯ボタンには(App名)では表示しない、アシスタントの設定…、アシスタントをオフにするがあり、山形の矢印でパネルを細い帯に折りたためます。

オンにする方法

アシスタントには、macOSの「アクセシビリティ」の許可が必要です。これは、あるアプリがほかのアプリのダイアログを認識し、その入力欄に書き込むための許可です。Folia Filesは、この許可を「開く/保存」ダイアログを検出して選択したパスを入力するためだけに使用するとしています。

  • Webサイト版:ツール › 「開く/保存」ダイアログアシスタント…を選び、設定を開くをクリックしてから、システム設定 › プライバシーとセキュリティ › アクセシビリティでFolia Filesをオンにします。
  • Mac App Store版:Appleはサンドボックス化されたアプリにアクセシビリティの利用を認めていないため、アシスタントは無料のアプリFolia Files Companion(foliafiles.com/companionからダウンロード)を通じて動作します。Companionを「アプリケーション」フォルダに入れて一度開くとアシスタントが表示され、アクセシビリティでオンにするのはFolia Files Companionのほうです。Companionがなければ、App Store版にアシスタントは一切表示されません。

そのほかの設定は設定 › 開く/保存にあります。今すぐテストはほかのアプリで「開く」ダイアログを開き、パネルが表示されるか確かめられます。パネルの各セクションにはそれぞれスイッチがあり、パネルを最初は折りたたんでおくこともできます。各Appで使ったフォルダを記憶するは「(App名)で最近使用」のセクションを保ち、除外するAppにはパネルを表示しないアプリが並びます。

Folia Filesの設定 › 開く/保存。アシスタントをオンにするスイッチと、「今すぐテスト」付きのアクセシビリティの許可

Folia FilesとDefault Folder X、どちらを選ぶか

St. Clair SoftwareのDefault Folder Xは、まさにこの問題のための有料アプリとして長く使われてきました。「開く」「保存」ダイアログに最近使ったフォルダ、よく使うフォルダ、開いているフォルダのメニューを追加し、Finderウインドウのフォルダでワンクリックで開いたり保存したりでき、よく使うフォルダにキーボードショートカットを割り当て、アプリごとにデフォルトのフォルダを設定でき、ファイルをプレビューしたり保存時にタグやコメントを付けたりできるパネルも加えます。こうした追加機能に頼っている人や、アプリごとに決まったデフォルトのフォルダが欲しい人には、ダイアログの中でより多くのことができます。

Folia Filesがカバーするのは日々の基本です。作業中のフォルダ、よく使う項目、最近使った項目、シェルフを、どのダイアログからもワンクリックで。それ以外の時間は、Finderの代わりに使うファイルマネージャです。こちらの比較で2つを並べています。Default Folder Xを使い続けるなら、ダイアログの横にパネルがひとつだけ表示されるよう、Folia Filesのアシスタントをオフにしてください。