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Macでファイルのパスをコピー、切り取りと貼り付けをする方法

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WindowsからMacに移ると、ほとんどの人が戸惑う操作が二つあります。ファイルのフルパスをコピーすることと、ファイルを切り取って別の場所に貼り付けることです。Finderはどちらもできますが、⌥(Option)キーの陰に隠れています。結論から言うと:

  • ファイルのパスをコピーする: ファイルを選択して⌥⌘Cを押すか、右クリックして⌥を押したまま “名前”のパス名をコピー を選びます。
  • ファイルを切り取って貼り付ける: ファイルで⌘Cを押し、移動先のフォルダを開いて⌥⌘V(ここに項目を移動)を押します。Finderでは⌘Xでファイルは切り取れません。

以下では、それぞれの方法の詳細、パスを得るほかの方法、そしてファイルマネージャで本来の⌘X/⌘Vを取り戻す方法を説明します。

Finderでファイルのパスをコピーする方法

Windowsの「パスのコピー」ではC:\Users\Alex\Documents\report.pdfのような文字列が得られます。Macのフルパスは/Users/alex/Documents/report.pdfのような形です。区切りはスラッシュで、ドライブ文字はなく、すべてのディスクは/Volumesの下にあります。

コンテキストメニューでOptionキーを使う

  1. ファイルやフォルダを右クリック(または⌃キーを押しながらクリック)します。
  2. ⌥(Option)を押し続けると、“名前”をコピー が “名前”のパス名をコピー に変わります。
  3. クリックします。フルパスがクリップボードに入り、ターミナル、スクリプト、メール、チャットにそのまま貼り付けられます。

同じコマンドは、⌥を押している間、Finderの 編集 メニューにも表示されます。ショートカットは直接使えるので、項目を選択して⌥⌘Cを押すだけです。複数の項目を選択すると、1行に1つずつパスが並びます。

パスを得るほかの方法

  • パスバー。 Finderで 表示 › パスバーを表示(⌥⌘P)を選びます。ウインドウの下部に項目までのフォルダが並び、どれかをダブルクリックするとそこへ移動します。
  • 情報を見る。 ⌘Iで項目を含むフォルダが表示され、その文字列を選択してコピーできます。
  • ターミナルにドラッグする。 ファイルをターミナルのウインドウにドロップすると、スペースをエスケープしたフルパスが入力されます。
  • パスから開く。 パスを受け取ったら、Finderで⇧⌘G(フォルダへ移動)を押して貼り付けます。

Macでファイルを切り取って貼り付ける方法

Finderでは、ファイルを選択していると 編集 › カット は灰色のままです。⌘Xが切り取るのは、ファイル名の変更中などのテキストだけです。キーボードでファイルを移動するには、コピーしてから「移動」する2段階の操作になります:

  1. ファイルを選択して⌘Cを押します。
  2. 移動先のフォルダを開きます。
  3. ⌥⌘Vを押します。編集 メニューでは、⌥を押すと 項目をペースト が ここに項目を移動 に変わります。

ファイルは元のフォルダからなくなり、複製は作られません。代わりに⌘Vを押すとコピーになり、元のファイルはそのまま残ります。すぐに気が変わったら、Finderの⌘Zで直前の移動を取り消せます。

知っておきたい点が二つあります:

  • Windowsのように半透明のアイコンになるわけではないので、2つの手順の間、ファイルが「移動待ち」であることを示すものは何もありません。最後にどのショートカットを使うかは自分で覚えておく必要があります。
  • ドラッグでもできます。同じディスク内では移動、別のディスクへはコピーになり、別のディスクへドラッグするときに⌘を押していると移動になります。

Folia Files:本当の切り取りと貼り付け、いつも見えるパス

Folia Filesは、Windowsから持ち込んだ操作の習慣をそのまま使えるMac用ファイルマネージャです。Macでのエクスプローラーの習慣についてのページもあります。この二つの操作は次のようになります。

⌘Xと⌘Vでファイルを移動

パネルでファイルを選択して⌘Xを押すと、貼り付けるまで薄く表示されます。別のフォルダを開いて⌘Vを押すと、そこへ移動します。カット と ペースト は 編集 メニューとファイルのコンテキストメニューにもあります。

Finderのやり方もそのまま使えます。⌘Cでコピーし、⌥⌘V(編集 › 項目をここに移動、またはフォルダの空いている場所を右クリックして ここに移動)を押すと、コピーしたものが複製されずに移動します。

これらのキーがファイルに働くのは、パネル自体にフォーカスがあるときだけです。テキストフィールドの中や名前の変更中は、⌘Xはいつもどおりテキストを切り取ります。間違った場所で押したショートカットがファイルを動かすことはありません。

Folia Filesで上下に並べた2つのパネル:ダウンロードと請求書フォルダ。それぞれ上部にパスが表示されている

パネルを2つ並べれば、クリップボードさえ要りません。ファイル › もう一方のパネルに移動(F6)で選択項目をもう一方のパネルのフォルダへ移動し、もう一方のパネルにコピー(F5)でコピーします。Total Commanderと同じです。詳しくはパネルのページをご覧ください。

必要な形式でパスをコピー

編集 › パスをコピー(⌥⌘C、Finderと同じショートカット)は、選択した項目のフルパスを1行に1つずつコピーします。何も選択していなければ、いま開いているフォルダのパスをコピーします。

ファイルを右クリックすると、パスをコピー サブメニューに、普段なら手で直す形式がそろっています:

  • パス:/Users/alex/Documents/report.pdf
  • ~ を使ったパス:~/Documents/report.pdf
  • ターミナル用パス(エスケープ済み):スペースや特殊文字をエスケープ済みで、コマンドの後ろにそのまま貼り付けられる
  • ファイルURL:file:///Users/alex/Documents/report.pdf
  • 名前:ファイル名だけ
  • 内包しているフォルダ:そのファイルを含むフォルダのパス

接続中のサーバでは、サーバ上のパスと、SFTPならsftp://のアドレスもサブメニューに加わります。

パスはいつも表示されている

各パネルの上部には、バーを有効にしなくても、現在の場所がフォルダごとに表示されます。フォルダをクリックするとそこへ移動し、フォルダの後ろの山形の矢印をクリックするとサブフォルダが一覧され、その一つに直接移動できます。移動 › フォルダへ移動…(⇧⌘G)は、Finderと同じく貼り付けたパスを受け付けます。

どの移動も、あとからでも取り消せる

切り取りと貼り付け、コピー、名前の変更、ゴミ箱への移動は、すべてツールバーの 操作 の履歴に記録されます。⌘Zで直前の操作を取り消し、⇧⌘Zでやり直せます。さらに、ファイルが移動した場所にまだある限り、その日の少し前の操作や昨日の操作も1行ずつ取り消せます。

Folia Filesの「操作」ポップオーバーの履歴ページ。操作ごとに取り消しボタンがある

移動先に同じ名前のファイルがあれば、Folia Filesは 両方とも残す を既定のボタンにして確認します。ファイルを置き換えるとき、古いファイルは消えずにゴミ箱へ移ります。詳しくは安全なファイル操作のページをご覧ください。

まとめ

  • ファイルのパスをコピー: どちらも⌥⌘C。Finderでは⌥を押しながら右クリック、Folia Filesでは右クリック › パスをコピー でほかの形式も選べます。
  • 切り取りと貼り付け: Finderは⌘Cのあと⌥⌘V。Folia Filesは⌘Xのあと⌘V(Finderのやり方も使えます)。
  • もう一方のパネルに移動: Folia FilesではF6。Finderには2パネル表示がありません。
  • フルパスを見る: Finderは 表示 › パスバーを表示。Folia Filesは各パネルの上部。
  • 貼り付けたパスを開く: どちらも⇧⌘G。
  • 移動を取り消す: どちらも⌘Z。Folia Filesでは履歴のどの行からでも。

この記事で紹介した機能は、Webサイト版とMac App Store版のどちらのFolia Filesにもあります。