Mac で iCloud・Dropbox へアップロード中のファイルを確認

これから Mac を閉じる、飛行機に乗る、Wi‑Fi を切る。その直前に、いくつかのファイルを iCloud Drive や Dropbox に保存したばかりです。もうクラウドに上がっているのか、それともまだこの Mac にしかないのか。アップロードが終わるまでは、ほかのデバイスにそのファイルはなく、そのバージョンのコピーは Mac にある1つだけです。
短い答え: Finder で iCloud Drive をリストで開き、iCloudの状況の列を表示します(表示 › 表示オプションを表示)。アップロードを待機中と表示されているもの、または少しずつ埋まっていく円グラフが出ているものは、まだ iCloud にありません。Dropbox、Google ドライブ、OneDrive では、それぞれのアプリが Finder に付けるアイコンと、メニューバーのアイコンを見ます。Folia Files では、名前のすぐ後ろの小さなバッジが同じことを示します。対象は iCloud Drive と ~/Library/CloudStorage のクラウドフォルダで、アップロード待ち、アップロード中、ダウンロード中、競合、エラーがわかります。
Finder の場合:「iCloudの状況」列
Apple は、Finder のリスト表示に iCloud Drive の状況を示す列があると説明しています。
- Finder ウインドウを開き、サイドバーの iCloud Drive をクリックします。
- 表示 › リスト(⌘2)を選びます。
- 表示 › 表示オプションを表示(⌘J)を選び、iCloudの状況を選択します。
- 各項目の横のアイコンを確認します。
出かける前に気にすべき状況は次のとおりです。
- アップロードを待機中:項目はまだ iCloud に保存されていません。
- 少しずつ埋まっていく円グラフ:転送中です。
- 領域不足:iCloud のストレージがいっぱいで、項目を保存できません。
- 不適格:項目を iCloud に保存できません。たいていはサイズが大きすぎるためです。
- iCloud内:ファイルは iCloud にだけあります。安全ですが、先にダウンロードしておかないと、開くには接続が必要です。
- アイコンなし:ファイルはダウンロード済みで、iCloud のコピーと一致しています。
列がなくてもかまいません。ほとんどの転送では、同じアイコンが名前の横にも表示されます。また、サイドバーの iCloud Drive の横の円グラフは、すべての転送の進み具合をまとめて示します。Mac を閉じる前のいちばん手早い確認です。
Dropbox、Google ドライブ、OneDrive:それぞれのアイコン
現在の macOS では、これらのアプリはフォルダを ~/Library/CloudStorage に置き、同期の状態を自分で Finder に表示します。この方式で動く Dropbox アプリについては、同期アイコンのヘルプページに、黒い輪郭の白い雲はアップロード中、点線の雲はアップロード待ちか問題あり、感嘆符の付いた雲は同期できないファイルを示す、と説明されています。
アカウント全体については、メニューバーのアプリのアイコンが基準です。Dropbox のウインドウにファイルが最新の状態だと表示されていれば、送るものは残っていません。Google ドライブと OneDrive も、メニューバーから同期の進み具合を確認できます。
Folia Files の場合:名前のすぐ後ろにバッジ
これらのアイコンは Finder が描くもので、ほかのファイルマネージャには届きません。Folia Files は代わりに、macOS がクラウドの項目ごとに保持している同期の状態を読み取り、名前のすぐ後ろに小さなバッジで表示します。対象は iCloud Drive(中のアプリのフォルダを含む)と、~/Library/CloudStorage にあるすべてのクラウドフォルダ、つまりサイドバーのクラウドセクションに並ぶ Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、Box など、それぞれのアプリでインストールされたものです。アプリをインストールすればすぐに表示され、ほかのフォルダと同じように作業できます。詳しくはサーバーとクラウドをご覧ください。
バッジの種類:
- 上向き矢印の付いた灰色の雲:クラウドへのアップロード待ち。まだクラウドになく、送信中でもありません。たとえば接続がない、ストレージがいっぱい、同期が一時停止している、といった場合です。
- 同じ雲がカラーで表示(Mac で別の色を選んでいなければ青):クラウドへアップロード中。
- 下向き矢印の付いた雲:ダウンロード中。
- 感嘆符の付いたオレンジの雲:競合。この項目には複数のバージョンがクラウドにあります。
- 感嘆符の付いた赤い雲:この項目の同期に失敗しました。バッジにポインタを合わせると、クラウドが返したエラーメッセージがヘルプタグに加わります。
- 小さな淡い雲:オンラインのみ。開くときにダウンロードされます。
- バッジなし:特に知らせることはありません。
どのバッジも、ヘルプタグで意味を言葉で示し、VoiceOver も同じ言葉を読み上げます。
出かける前にフォルダを確認する
- サイドバーのクラウドで、iCloud Drive、または Dropbox、Google ドライブ、OneDrive のフォルダをクリックします。
- 表示 › 詳細リスト(⌘3)または表示 › ツリー(⌘4)を選びます。シンプルなリスト(⌘2)でもバッジは表示されます。
- ツリー表示では、ファイルを保存したフォルダを展開します。Folia は展開したフォルダごとに状態を読み取ります。
- 上向きの矢印が消えるまで待ちます。更新の操作は不要です。フォルダがパネルで開いている間、Folia は転送中の項目を最初の1分間は2秒ごと、その後は10秒ごとに読み直します。
- 赤やオレンジのバッジがあれば、ヘルプタグを読み、出かける前にクラウドのアプリかウェブサイトで解決しておきます。

バッジでわからないこと
- アイコン、カラム、ギャラリーの表示ではバッジは出ません。確認するときはリストかツリーに切り替えます。
- フォルダのバッジは、macOS がそのフォルダ自体について示す状態です。中のファイルを見るには、フォルダを開くか展開します。
- 読み取るのはフォルダの最初の1,000項目までです。バッジ1つごとに、クラウドのバックグラウンドプロセスへ問い合わせるためです。
- iCloud のデスクトップと書類。 これらを同期している場合も、2つのフォルダはホームフォルダのいつもの場所にあります。そこでは Folia は「オンラインのみ」の雲は表示しますが、アップロードのバッジは表示しません。Finder の「iCloudの状況」列で確認してください。
- クラウドのアプリしだいです。 iCloud Drive はこれらの状態を提供し、パソコン版 Google ドライブも少なくとも、同期済みのファイルとオンラインのみのファイルを区別して伝えます。すべてのアプリは確認できていません。Dropbox、OneDrive などがある状態を伝えない場合、Folia には何も表示されず、そのアプリのメニューバーのアイコンが最終的な判断材料になります。
バッジのオン/オフ
最初からオンになっています。Folia Files › 設定…(⌘,)を選び、ファイルとネットワークのいちばん下、クラウドにあるクラウドのファイルの状態を名前の後に表示(オンラインのみ、アップロード、ダウンロード、競合)です。

「オンラインのみ」は「未アップロード」ではない
2種類の雲を取り違えないようにしましょう。矢印のない小さな淡い雲は、ファイルがクラウドに安全にあり、Mac には開いたときにダウンロードされる代わりのファイルだけがあるという意味です。上向きの矢印はその逆で、今のところファイルはあなたの Mac にしかありません。
旅行の前には、オフラインで使うファイルをダウンロードしておきます。ファイルを選択し、Control キーを押しながらクリックして今すぐダウンロードを選びます。ファイルがクラウドに確実に上がっていて、容量を空けたいときは、ダウンロードを削除で空きができ、ファイルはクラウドに残ります。どちらもフォルダを含む複数の項目にまとめて使え、進み具合は操作に表示されます。情報モジュールでは、ファイルの状態がわかります。クラウドの行にオンラインのみまたはこのMacにダウンロード済みと表示され、クラウドのフォルダならこのMac上とオンラインのみで、Mac にある分がわかります。

Mac を閉じる前に
- 作業したフォルダに上向きの矢印が残っておらず、Finder のサイドバーの iCloud Drive の横に円グラフもないこと。
- メニューバーの Dropbox のウインドウに、ファイルが最新の状態だと表示されていること。
- 理由のわからない赤やオレンジのバッジが残っていないこと。
- 大きなアップロードでは、終わるまで Mac をスリープさせず、接続したままにします。方法は大きなコピー中に Mac をスリープさせない方法で説明しています。


