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Macでファイルを手元に置く:ドラッグ&ドロップ用のシェルフ

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Finderのウインドウでファイルを見つけたのに、置きたい場所はほかの3つのウインドウの奥や、フルスクリーンのアプリの中、あるいはまだ書き始めてもいないメールの中。ひとつのアップロードのために、4つのフォルダから5つのファイルを集めなければならないこともあります。ドラッグ&ドロップは、ファイルと行き先が両方とも画面に見えているときはうまくいきます。そうでないときは、マウスボタンを押したままウインドウを行ったり来たりすることになります。

解決策は「シェルフ」です。途中でファイルをいったん置いておき、行き先に着いたらそこから引き出す、小さな待機場所です。 macOSには標準では用意されていません。YoinkやDropoverといったアプリがシェルフを追加してくれますが、Folia Filesにも独自のシェルフがあり、3つの場所で使えます。ウインドウの右サイドバー、画面の端からどのアプリの上にも滑り出るドロワー、そして「開く」「保存」ダイアログの横に表示されるパネルです。

Folia Filesのウインドウ。旅行の写真がアイコン表示され、右サイドバーのシェルフには4つのフォルダから集めた7つのファイルが、名前の下にそれぞれのフォルダ付きで並んでいる

シェルフなしでmacOSにできること

見えていないウインドウまでファイルをドラッグで運ぶ、標準の方法がいくつかあります。

  • ドラッグの途中でアプリを切り替える。 マウスボタンやトラックパッドを押したまま⌘Tabを押して別のアプリを前面に出し、そのウインドウにファイルをドロップします。
  • スプリングロードフォルダ。 ドラッグ中のファイルをFinderのフォルダの上で止めておくと、ポインタの下でフォルダが開き、続けて次のフォルダも開きます。スペースバーを押すとすぐに開きます。
  • Dock。 Dockにあるアプリのアイコンにファイルをドロップすると、そのアプリで開けます。
  • ドラッグではなくコピー&ペースト。 ファイルを選択して⌘Cを押し、行き先で⌘Vを押すとコピー、Finderで⌥⌘V(ここに項目を移動)を押すと移動になります。詳しくはファイルのコピー、カット、ペーストのガイドをご覧ください。

どの方法も、ファイルを「あとで使うために」取っておくことはできません。よくある代わりの手はデスクトップですが、同じディスク上のフォルダからデスクトップにドラッグすると、ファイルは元のフォルダから移動してしまいます。しかもデスクトップは、あとで元に戻さなければならないファイルでいっぱいになります。

シェルフでできるようになること

シェルフは、ファイルに手を加えずにリストとして保持します。複数のフォルダからファイルをひとつずつ集め、ウインドウからウインドウへ、Mission Controlのほかのデスクトップやフルスクリーンのアプリへと持ち運び、行き先でまとめてドロップできます。契約書や価格表のように、何度も添付するいくつかのファイルを置いておくのにも便利です。

他社のシェルフアプリもこの仕組みです。Yoinkはドラッグを始めるとすぐ画面の端に現れ、Dropoverはポインタを振るとフローティングのシェルフを開きます。それぞれにできることは、Folia FilesとYoink、Dropoverの比較にまとめています。

Folia Filesのシェルフ

シェルフにファイルを置く

  • Folia Filesのパネル、Finder、ほかのどのアプリからでも、ファイルやフォルダをシェルフにドラッグします。
  • パネルでファイルを選択し、ファイル › シェルフに追加(⇧⌘S)を選ぶか、右クリックしてシェルフに追加を選びます。シェルフが隠れていた場合は表示されます。
  • リストの下の+(アクティブなパネルの選択項目を追加)をクリックすると、アクティブなパネルで選択している項目を追加できます。
  • テキスト、画像、Webリンク、そしてメール、写真、Safariなどのアプリが「約束」するファイルは、まだファイルになっていません。Folia Filesはそれらを「ダウンロード」フォルダに保存してから、シェルフに置きます。
  • ほかのアプリからは、共有 › Folia Filesで共有したファイルを追加でき、ショートカットにはFolia Filesのシェルフに追加アクションがあります。

シェルフが保持するもの

シェルフが保持するのはコピーではなく参照です。ファイルを追加しても何も移動せず、容量も使いません。各項目にはファイル名と、その下にフォルダが表示されます。ファイルを移動したり名前を変更したりしても項目は追いかけ、存在しなくなったファイルは薄く表示され、見つかりませんと示されます。シェルフには最大5,000項目を置け、次にFolia Filesを開いたときもそのまま残っています。

シェルフから削除(⌫)とシェルフを消去は、リストから項目を取り除くだけです。確認メッセージのとおり、ファイルは削除されず、シェルフから取り除かれるだけです。

シェルフからファイルを取り出す

  • 項目を別のアプリ、Finderのウインドウ、Folia Filesのパネル、フォルダへドラッグします。フォルダにドロップした場合はFinderと同じ規則に従い、同じディスクなら移動、別のディスクならコピーになります。コピーするには⌥を押したままにします。メールやアップロードのページでは、いつもどおりアプリがファイルを受け取ります。
  • リストの下のボタン選択項目をアクティブなフォルダにコピーと選択項目をアクティブなフォルダに移動は、選んだ項目をアクティブなパネルで開いているフォルダに送ります。
  • 項目を右クリックすると、開く、内包しているフォルダで表示、Finderで表示、プレビュー、パスをコピー、シェルフから削除が使えます。スペースバーでクイックルック表示になります。

ドラッグで取り出したあとも、項目はシェルフに残ります。同じ契約書を3通のメールに添付することもできます。作業が終わったらシェルフを消去しましょう。

ひとつのシェルフを3つの場所で

どこでも同じリストです。ウインドウでシェルフに置いたファイルを、ドロワーや「開く」ダイアログの横で取り出せます。

ウインドウの右サイドバー

表示 › 右サイドバーを表示(⌥⌘E)で右サイドバーが開きます。シェルフはそのモジュールのひとつで、初期設定では下に情報が並びます。サイドバーの上のモジュールボタンでモジュールを追加したり外したりできます。シェルフは左サイドバーのリストの下に置いたり、ひとつのパネル全体に表示したりすることもできます。

どのアプリの上にも:ドロワー

どのアプリからでも⌃⌥Eを押すか、ドラッグ中のファイルを画面の右端に押し付けると、使っているアプリの上にドロワーが滑り出ます。そのアプリからフォーカスを奪うことはありません。ドロワーにはシェルフ、ドロワー専用のよく使う項目、クリップボード履歴が表示され、AirDropと検索を追加することもできます。よく使うフォルダにファイルをドロップすると、そこへ整理できます(⌥でコピー)。ほかの場所をクリックするか⎋を押すと閉じ、ピン(ほかの場所をクリックしても開いたままにする)を使えば画面に残せます。

画面の右端から滑り出たFolia Filesのドロワーとウインドウ。7つのファイルとボタンが並ぶシェルフ、ドロワーのよく使う項目、クリップボード履歴

設定 › ドロワーでは、画面の端(左、右、上、下)を選んだり、ファイルを画面のこの端に押し付けると開くをオフにしたり、マウスがこの端に近づくと開くをオンにしたりできます。ドロワーの中身はドロワーのページで紹介しています。

「開く」「保存」ダイアログの横に

アプリが「開く」または「保存」ダイアログを表示すると、Folia Filesのアシスタントがその横にパネルを表示します。フォルダのリストの下にはシェルフのセクションがあります。「開く」ダイアログでは、ファイルをクリックするとダイアログでそのファイルが選択され、フォルダをクリックするとダイアログがそのフォルダに移動します。「保存」ダイアログでは、ファイルをクリックするとそのファイルがあるフォルダに移動します。パネルからダイアログへ項目をドラッグしたり、パネルにファイルをドロップして置いておいたりもできます。各セクションの表示・非表示は設定 › 開く/保存で切り替えられます。

「請求書」フォルダを開いた「開く」ダイアログと、その右に表示されたFolia Filesのパネル。Folia Filesで開いているフォルダ、よく使う項目、シェルフのセクション

アシスタントには、macOSのアクセシビリティの許可が必要です。Webサイト版に含まれ、Mac App Store版では無料アプリのFolia Files Companionを通して動作します。シェルフとドロワーはどちらの版にもあります。

すでにYoinkやDropoverを使っているなら

ファイルを置いておく以外の機能に頼っているなら、そのまま使い続けてください。ドラッグしたときに両方が同じ端に現れる場合は、ドロワーを別の端に移すか、ファイルを画面のこの端に押し付けると開くをオフにしましょう。⌃⌥Eならいつでも開けます。

また、ドラッグするのがほとんど2つのフォルダの間なら、シェルフはいらないかもしれません。2つのフォルダを並べて表示すれば、元の場所と行き先を同時に画面に出せます。