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Macでファイルやフォルダにメモを付ける方法

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そのフォルダが何のためにあるのか、プロジェクトで残っている作業は何か、契約書がどこから来たのか。ファイルを開いたり名前を変えたりせずに、それを書き留めておきたいことがあります。macOSにはそのための場所があります。Finderの「情報を見る」ウインドウにある「コメント」欄です。ちゃんと使えますが、その存在を忘れがちです。この記事では、その使い方と足りないところ、そしてフォルダを開くと自動で表示される本格的なメモの付け方を紹介します。

手短に言うと: Finderでファイルやフォルダを選択し、⌘I(ファイル › 情報を見る)を押して、コメントの欄に入力します。コメントはその項目に付いたまま残り、Spotlightで検索できます。長めのメモやチェックリスト、フォルダを開くたびに表示されるメモが欲しいなら、Folia Filesの「メモ」モジュールを使いましょう。フォルダを開いて「フォルダ名」の新規メモを選ぶか、ファイルを右クリックしてメモ…を選びます。

Finderでコメントを付ける

  1. Finderのウインドウでファイルまたはフォルダを選択します。
  2. ファイル › 情報を見るを選ぶか、⌘Iを押します。
  3. コメントの欄を探し(閉じていれば矢印をクリック)、入力します。ウインドウを閉じても、コメントは残ります。

コメントはファイルの中には書き込まれず、中身はそのままです。macOSはコメントを項目の拡張属性(com.apple.metadata:kMDItemFinderComment)に保存し、Finderはフォルダ内の非表示ファイル.DS_Storeに独自のコピーを持っています。Spotlightはコメントもインデックスに含めるので、そこに書いた単語ひとつで項目を見つけ直せます。

「情報を見る」を開かずにコメントを確認したいときは、フォルダをリスト表示にして、表示 › 表示オプションを表示(⌘J)を選び、コメントにチェックを入れます。コメントが列として表示されます。

Finderのコメントでできないこと

  • 探さないと見えない。 そのフォルダでコメントの列を表示していない限り、Finderのウインドウには項目にコメントがあることを示すものは何もありません。
  • プレーンテキストの欄がひとつだけ。 チェックリストも太字も見出しもありません。
  • 食い違うことがあるコピーが2つ。 「情報を見る」に表示されるのは、Finderが記録した内容です。ほかのアプリが拡張属性だけに書き込んだコメントは、Spotlightでは見つかっても、Finderには表示されないことがあります。
  • いつも一緒に移動するとは限らない。 コメントはたいていMacからMacへファイルと一緒に移りますが、メールやWebサイトへのアップロード、ほかのOSで使われるディスクでは、ファイルの中身しか残らないことがあります。

よく使われる代わりの方法にも、それぞれ弱点があります。フォルダの中に「お読みください」のようなテキストファイルを置けばどこへでも一緒に行きますが、ファイルがひとつ増え、読むには開く必要があります。「印刷する」「クライアント待ち」のように名前を付けたタグは、Finderのすべてのウインドウと検索に表示されますが、入るのは数語だけで、メモにはなりません。フォルダをひと目で見分けたいだけなら、色やアイコンで十分かもしれません。

Folia FilesでFinderのコメントを読む・編集する

Folia Filesは同じコメントを情報に表示し、そこで変更もできます。

  1. パネルでファイルまたはフォルダを1つだけ選択します。
  2. ⌘I(ファイル › 情報)でその項目の情報ウインドウを、⌃⌘I(ファイル › 情報モジュールを表示)で右サイドバーの情報モジュールを開きます。情報モジュールは、選択したものに合わせて内容が切り替わります。
  3. コメントのセクションに入力します。欄を離れるか⌘↩を押すと保存され、Escを押すと元のコメントに戻ります。

PDFを選択したFolia Filesの情報モジュールと「コメント」セクション

Webサイト版のFolia Filesは、コメントの保存をFinderに依頼するので、「情報を見る」にも表示されます。初回は、Folia FilesにFinderの制御を許可するかどうかをmacOSが尋ねることがあります。許可しなかった場合も、コメントはSpotlightとFolia Files向けには保存され、欄の下に「Finderには表示されないことがある」旨の一文が出ます。App Store版はFinderにコマンドを送れないため、コメントを拡張属性だけに保存し、初回は欄の下に「Finderには表示されないことがある」旨の一文が出ます。

「メモ」モジュールで本格的なメモを残す

1行では足りないときのために、Folia Filesには「メモ」モジュールがあります。メモはいくつでも作れて、入力するそばから保存されます(「保存」ボタンも、終了時の確認もありません)。チェックリスト、箇条書き、番号付きリスト、見出し、太字、斜体、下線、6色のマーカーが使えます。フォルダの横に置けるモジュールのひとつです。

追加するには、右サイドバーを表示し(表示 › 右サイドバーを表示、⌥⌘E)、その上のモジュールをクリックしてメモにチェックを入れます。パネルをまるごと使うこともできます。新規パネルをウインドウの端までドラッグし、グリッドで「メモ」を選びます。モジュール上部にあるメモのタイトルをクリックすると、別のメモへの切り替え、新規作成、削除ができます。

フォルダを開くと表示されるフォルダのメモ

  1. アクティブなパネルでフォルダを開きます。
  2. 「メモ」モジュールでメモのタイトル(またはモジュールの歯車)をクリックし、「フォルダ名」の新規メモ(実際のフォルダ名が入ります)を選びます。
  3. プロジェクトで残っている作業、写真の出どころ、請求書の送り先などを書きます。

フォルダの横の「メモ」モジュールに表示されたフォルダのメモと、リスト内のマーク

それ以降、アクティブなパネルでそのフォルダを開くたびにモジュールにそのメモが表示され、フォルダを離れると元のメモに戻ります。メモのタイトルの横にある小さなフォルダのアイコンは、そのメモがフォルダに属していることを示します。

ファイルのメモ

バージョン1.2.5から、ファイルにもメモを付けられます。

  1. ファイルを右クリックし、情報のすぐ後にあるメモ…を選びます。
  2. そのファイルのメモが開いた状態で「メモ」モジュールが表示されます(どこにもなければ右サイドバーに追加されます)。あとは入力するだけです。

Folia FilesでPDFを右クリックしたメニュー。「情報」のすぐ後に「メモ…」

あとでそのファイルをもう一度選択すると、モジュールにそのメモが戻ってきます。メモに何か書かれていれば、メニューの項目はメモを表示になります。リスト表示や検索結果では、メモのあるファイルやフォルダの名前の後に小さなマークが付くので、何も開かないうちに読むべきものがあるとわかります。

モジュールの歯車には選択したファイルまたは開いているフォルダのメモを表示があり、最初からオンになっています。オフにすると、何を選択しても、モジュールは今書いているメモのままになります。ファイルから切り離す(またはフォルダから切り離す)を選ぶと、そのメモは普通のメモになります。

メモの保存場所

メモはMacの中、ライブラリにあるFolia Filesのフォルダ(Application Support)に、メモごとに小さなファイルとして保存されます。ファイルやフォルダには何も書き込まれません。その裏返しとして、メモはこのMacのFolia Filesの外には出ません。ファイルを誰かに送ったり、別のMacでフォルダを開いたりしても、メモは付いていきません。その用途には、Finderのコメントや「お読みください」ファイルのほうが向いています。

Folia Filesで項目の名前を変えたり移動したりすると、メモもついていきます。移動したフォルダの中にある項目のメモも同様です。Finderやほかのアプリで名前を変えたり移動したりした場合、Folia Filesにはそれがわかりません。メモは元の場所に結び付いたまま残り、モジュールのメモ一覧のフォルダのメモまたはファイルのメモから開けます。

どちらを使うか

  • ファイルと一緒に移動し、Spotlightで見つけたい短いひとこと: Finderのコメント。「情報を見る」かFolia Filesの「情報」で入力します。
  • チェックリストや長めのメモ、フォルダを開くたび・ファイルを選ぶたびに見たいこと: Folia Filesの「メモ」モジュールのメモ。